人生前半の振り返り

38歳の私がこれまでの人生を振り返り、次へ活かすことを自分の視点から書いてみました。

ぶたれる私

 小学校低学年のときに、よく男子にぶたれた。話したこともない男子からもぶたれるから訳が分からなかった。たぶん私が何かと目立ったからだったと思う。私は勉強も運動もよくできた。そんな私が生意気でムカつくやつと映っていに違いない。

 他の女の子と同じことをしても男子に過剰に攻撃されたこともよくあった。私の気を引くためしているのよ、と言う大人もいたが、どの子もすごい勢いでぶってくるので全然区別がつかなかった。

 痛いからとにかくいやだな~と思いながら過ごしていた。先生に言ってもあまり気にされなかったからさらにショックだった。あなたはぶたれて当然でしょと言われているみたいでいやだった。

 女子には人気があった。遊んでくれる友達がいつもいたし、一人になったことがなかった。社会に出て会社に入って似た経験をする私。

 男子を逆上させるようなものを持っているらしい。その正体は何なのか、大人になってようやく理解する。男子は自分を脅かすような存在を攻撃する生き物だということに気づく。これは工夫して生きていかなければいけないと悟る。小学生からそういうことを分かっていたら、もう少し気を配れたかもしれないのにと思った。